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株式会社日本医化器械製作所は環境制御技術を専門とする医療機器・科学機器の専門メーカーです

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〒543-0014 大阪市天王寺区玉造元町3番9号

分光放射光量子計

学術分野で、光を測定する際の標準測定器として!高精度・高精細な測定を可能に!
測定を<μWcm-2>でも<μmolm-2s-1>でも<%>でも表示可能!
光を瞬時に測定!
光量子計では測定できなかった太陽光も人工光源も、紫外線から遠赤光まで一括測定が可能に!

特許取得品!!
  分光放射光量子計
   


  これまでの分光器では、係数カウントや分光放射照度μWcm-2/nm(単位面積あたりの放射束の量を表す物理量)で表現されていました。
人間にとって見やすいかを考慮した照明や太陽光パネル等の発電量を確認するための光源の評価には重要ですが、植物育成に必要な光合成活性などを左右する光源の測定・評価を行うための単位としては、十分ではありません。
このたび、株式会社相馬光学と株式会社日本医化器械製作所で共同開発しました「分光放射光量子計」は、光量子束密度μmolm-2s-1、つまり単位時間面積あたりにどれだけの光量子(光子)が放射されているかをリアルタイム測定し、任意の波長領域の光量子量を表示することができます。
スペクトルはひとめでわかるよう、カラーバーやスペクトル自体にカラーグラデーション表示が可能で、植物育成にとって重要な光源の評価を光量子量で数値比較できるなど、視覚的にもわかりやすく表現しています。



特長

  • 高精度・高精細!光の真値が測定可能
    測定誤差となる温度依存性、ノイズレベルを大幅に低減。※1 その全てをコントロールする回路基板を新規開発。「出たノイズを抑える」ではなく、「設計レベルからノイズを出さない」と言う新たな発想に基づき設計された低減技術です。※1.従来比
  • 人工光も太陽光も測定可能
    太陽光やソーラーシュミレータからの放射波長に合わせて感度特性を最適化。紫外・近赤外でのSNを向上しました。
  • パルスの総和測定可能
    当社従来機種でのパルス測定の場合、パルス光入射後のデータしか取得できませんでしたが、本装置では新方式でのパルス光測定光モード(イベントトリガモード)を採用しました。イベントトリガモードは、新設計専用基板回路とソフトウエアの組み合わせにより、パルス光入射前からデータをスキャンしており、任意のタイミングでデータを取り出すことができます。 つまり、パルス光発光後のピンポイントでの 1点測定ではなく、発光前後のパルス波形の発光推移を広範囲に取得することができます。 測定開始のタイミング信号は、反射型拡散板に取り付けられたホトダイオードが発光信号を検知します。
  • 高波長範囲測定
    放射波長に合わせて感度特性を最適化、広い測定波長範囲300 ~ 1,100nm、シリコン系、 色素増感、有機薄膜 太陽電池の波長範囲をカバー
  • エネルギー測定・光量子量測定・比率測定が可能
    横軸は波長(nm)、縦軸は光量子束密度(μmolm-2s-1) を表示、光量子束密度は、相対値(%)でも表示可能
  • 波長単位で光源分析が可能
    任意の波長領域を指定し、その総和を光量子量で個別に表示可能、これにより、光合成の効率や光合成活性等を左右する光源の測定・評価・予測が可能
  • お好みにアレンジが可能
    表示は、カラーバーだけでなく、スペクトル自体にカラーグラデーションの表示が可能、お好みにより、RGB 値を変更することでカラー変更も行えます
  • データの加工も
    スペクトルは、グラフのみをエクセル、ワードなどの別ソフトに貼り付けが可能
  • 高い信頼性とアフターフォロー
    日本電気計器検定所にて制定された分光放射照度標準電球にて校正を行っており、JISC8912およびJISC8933による太陽電池計測用ソーラーシュミレータのスペクトル近似度の評価も可能。非常に高精度高精細な測定機器です。
    高精度トレサビリティ体系に基づくバリデーション対応可能品。


測定モード

  • ① 定常光測定 ・・・ 主に連続光を測定するときに使用します。
  • ② 時間繰返測定 ・・・ 主に連続光を測定するときに使用します。一定時間間隔での繰り返し測定を行うことができます。
  • ③ イベントトリガ測定 ・・・ パルス光を測定するときに使用します。トリガ信号の入力により、発光前後の測定を行います。
  • ④ 標準光源測定 ・・・ 分光放射照度標準電球を使用し、本器を校正するときに使用します。


イベントトリガ測定


A: 実際のトリガ波形がどのようになっているか実測できます。


B: トリガ入力レベルを0~1の範囲で設定することができます。レベル調整は、スライダーで簡単に行えます。


C: 外部トリガが検出されてから、測定するまでの遅延時間を設定できます。


D: 外部トリガ検出前後のデータ取得数を任意で設定できます。


■分光放射光量子計の機能

  放射照度表示:μWcm2/nm で、ある光源を測定した
事例です。青、赤ピークの放射量は同量に見えます。
しかし、下の光量子束密度表示では、青ピーク量は赤
に比べてかなり低いことがわかります。 
   

光量子束密度表示:スペクトル自体にカラーグラデー
ションを表示でき、ビジュアル的にもわかりやすく
なっています。カラーバーと同様に、グラデーション
は、お好みによりRGB 値で変更が可能です。
   光量子束密度(絶対値)表示の他、いづれかのピーク
を100%として、他の波長分布を%(横軸)で表示で
きる相対値表示があります。
   スペクトルは、別ソフト(エクセルやワード等)に貼
り付けが可能です。論文や資料の作成の際、グラフの
みを容易にコピー/ 貼り付けが行えます。
   スペクトルだけでなく、総量としての光量子量を表示
後、思い通りの範囲の光量子量を自動計算し、表示で
きます。1nm の光量子量から表示可能。
   

別々の光源から取得した分光スペクトルを重ね書きで
き、どの光源が植物育成に向いているかも一目で判断
できます。思い通りの範囲の光量子量も自動計算し、
表示します。光源の有効性等も容易に確認できます。

システムマップ

システムマップ


■分光放射光量子計の標準構成

  • 分光放射光量子計本体
  • 反射型拡散板付きオプチカルファイバ(L-2.4m)
  • トリガケーブル
  • 専用ソフトウェア
  • USBケーブル
  • ACアダプタ
  • 検査成績書


測定例

光測定例


■仕様

名称 分光放射光量子計
型式 S-2440 modelⅡ
測定波長範囲 300 ~ 1,100nm
測定データ間隔 1nm
スリット波長幅 5nm
露光時間 1 ~ 1,000msec
入射光学系 反射型拡散板付きオプチカルファイバ(L=2.4m)
反射板材質(PTFE、Φ40mm)
オプチカルファイバ(石英製、コアΦ0.8mm、L=2.4m)
測定モード 定常光測定時:定常光測定
時間繰り返し測定
パルス測定時:イベントトリガ測定
標準光源測定時:標準光測定
対応OS Windows Vista / 7/ 8 (日本語版、32bit、64bit版)※パソコンは別途ご用意お願いします。
処理回路 AD変換回路16bit
インターフェース USB2.0
データ出力形式 テキスト(CSV 形式) (データは1nm 毎に出力)
データ保存数 最大100データ
使用温湿度範囲 10~35℃、相対湿度80%以下/結露なきこと
供給電源 DC12V 2A
供給電源 AC100 ~ 240V 50/60Hz(専用AC アダプタLTE24E-S2-3)
本体形状 190(H)×210(E)×270(D)/約5kg
オプション 標準光源ユニット、反射型拡散板固定ユニット(上向き照射タイプのソーラーシミュレータ用)、ファイバ長変更、再校正対応、トレーサビリティ対応書類
価格 \1,680,000

 注記
※条件によっては、測定できないこともございますので、必ず、営業スタッフにご相談ください。